Pepperl+Fuchsの超音波センサは、産業オートメーション業界に欠かせません。UC-F77シリーズは、他にはない機能と調整オプションを組み合わせたテクノロジーを結集しました。 この超音波センサは、多くのアプリケーションに柔軟なソリューションを提供します。
UC-F77の開発中に、「私たちチームは、本当の強豪な製品を開発していることが明らかです。このようなコンパクトなデザインでより多くの機能とパフォーマンスを統合することはほぼ不可能です」とプロダクト・マネージャーのCarsten Heim氏は述べています。 この「強豪な製品」は、スタンダード・モデルとサイド・センサ型モデルがあります。 どちらのバージョンでも、センサ部が小さく、ハウジングの高さは31 mmで、最大距離800 mmのターゲットを検出できます。
近距離での検出もセンサの特殊機能は注目されています。Heim氏によると、「不感帯が非常に小さいため、近距離にあるターゲットでも確実に検出できます。」 さらに、スイッチ・ポイント、出力モード、出力ロジック、サウンドコーン幅は、センサのプログラム・ボタンで直接簡単に調整できます。 F77は、短距離と長距離のパフォーマンスの相互作用、コンパクトな設計、および突出した柔軟性により、さまざまなアプリケーションでユニバーサルな利用に適しています。
もうひとつの競争力の側面は、プロセスの信頼性の提供です。デバイス本体、またはPACTware™ソフトウェアを使ってサウンドコーンを正確に調整でき、さらに誤ったターゲットからのエコーを正確に抑制することもできます。 また、F77は、複数センサとの自動同期ができるこのサイズで唯一のセンサです。外部信号なしで、同じサイクルまたはマルチプレックス・モードで最大10個のセンサの同時動作が可能性です。 これにより、密接に取り付けられたセンサ間のクロストークが防止され、迅速な応答時間が可能です。
最後にIO-Link搭載モデルです。これによって、コントロール・パネルを使った迅速なコミッショニングが可能になり、貴重な診断データへのアクセスが可能になります。 「汎用性はF77の得意分野です。これは、単体の超音波センサで可能な限り広い範囲のアプリケーションを処理したいユーザを対象としています。そうすることで、調整オプションによって最高の精度を期待できます。」とHeim氏は述べています。