ファクトリーオートメーション(FA)
プロセスオートメーション(PA)

防振ダンパの自動検出

アプリケーション

シリコン防振ダンパは「防振パッド」、「スティッキー」で知られています。組み立て時に、これらは車体のフレームと内部の部品との間に取り付けられます。

車の運転時、振動音を減少させるために、フレームの様々な部分に接着されます。

内部の部品を装着する前に、センサは、防振パッドが正しく取り付けられたかどうか検出します。


光切断法センサは自動車組み立て時に防振パッドの有無と位置を確かめます

目標

車の内部部品が装着される前に、防振ダンパが正しい位置に取り付けられていなければなりません。どんな周囲状況でもダンパを確実に検出する必要があります。ダンパが正しい位置に付いているならば、コントロールシステムに信号を送り、組み立てを続行します。正しく付いていなければ、やり直しの指示を出す必要があります。


ソリューション

SmartRunner Matcherプロファイルを比較するために、最適化された設定が用意されています。各箇所のダンパの高さプロファイルをセンサがティーチ・インします。そして、ダンパを検出すると、その高さプロファイルとティーチ・インした参照プロファイルを比較します。プロファイルが同じであるなら、「Good」信号を送ります。違う場合は、「Bad」信号を送ります。センサはコンベアライン、ロボットアーム上の様々なポイントに設置します。センサをロボットアームに取り付けると、より多くのターゲットを検出、検証することができます。また、センサ、ターゲット間の距離が長いバージョン、1メガピクセル高解像度バージョンがあります。


ベネフィット

光切断法センサはターゲット表面の材質コントラストの影響を受けす確実に検出できます。外部照明も不要です。SmartRunnerは、シリコン防振ダンパの位置を、XとZオフセットデータで出力します。システムへの組み込み、設定簡単です。最大32個のプロファイルを本体に記憶できます。


まとめ

  • 表面の材質、色、コントラストの影響を受けない確実な検出
  • 外部照明は不要
  • 正確なX、Z位置データ
  • 迅速な構成とコミッション
  • 一般的なフィールドバスへの接続性
  • コントロールシステムへの簡単な組み込み

 


amplify–The Pepperl+Fuchs Magazine

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