AS-iネットワークでは、同じケーブルでデータが転送されて、電力が供給されます。電源装置は、30 VDCを供給します。信号成分は、この直流上に変調されます。各AS-iネットワークに電力を供給するには、デカップリングネットワークのある特別な電源装置が必要です。Pepperl+Fuchsは、さまざまなアプリケーション用に、電源装置を包括的に提供しています。
Pepperl+Fuchsが製造した電源装置はすべてPELV の要件を満たしています。システムの安全性を向上させるために、追加の漏電モニタ機能が組み入れられている電源装置もあります。
AS-iネットワークに使用するケーブルの長さを100 m以上に延長の場合、リピータでケーブルをさらに100 mつなげることができます。。これによってネットワークを分離するため、各ネットワークに個別の電源装置を必要とします。各ネットワークでリピータを最大2個まで使用することができます。
スレーブの最大数は31か62のままです。リピータのパラメータ化は必要ではありません。リピータは、AS-iバス上でアドレスを占めません。
パワーエクステンダによって、AS-iの仕様にしたがってAS-iに動力を供給する標準的な電源装置を使用する選択ができます。AS-iパワーエクステンダは、電源を1つだけ使用していくつかの回路に電力を供給する電源デカップリングです。これにより、AS-iの仕様に適合した30 V出力電圧を、AS-iに使用することができます。
1台のDC電源装置を、データデカップリング機能がある当社のパワーエクステンダと組み合わせて使用することで、ダブルマスターまたは2つのAS-iネットワークに動力を供給することができます。お客様のネットワーク負荷に応じて、さまざまな電力レベルをご利用できます。